再開誓う笑顔の交流 はこだて国際民俗芸術祭閉幕
update 2011/8/11 11:10
函館市元町公園を主会場に5日から開催されていた「はこだて国際民俗芸術祭」(一般社団法人WMDF主催)が10日、閉幕。最終日は荒天でステージ公演は中止となったが、夜には出演者やスタッフ陣らが市内に集い、「来年も会いましょう」と再会を誓った。
4回目の今年は、東日本大震災の影響で海外アーティストの来日が危ぶまれたが「日本は大丈夫。安心して来てほしい」と主催者側の熱意に10カ国計約150人が共演。主催者によると、期間中の来場者数(延べ)は例年の1・5倍の2万6150人。7日の元町公園会場には期間中で最多の7200人が訪れ、熱気に包まれた。
ステージ公演の中止は初めてだったが、急きょ市地域交流まちづくりセンターで交流の場を設けた。WMDFのイアンフランク代表理事は「いつも頑張ってくれているスタッフに神様が与えてくれたコンサートと思って、みんなで楽しんでほしい」と無事な成功への感謝を示した。
スタッフで運営に携わった、公立はこだて未来大2年の東頭伶衣さん(20)は「初めての参加だったが、多くの出会いと感動を味わえたことが何よりで毎日がとても貴重な経験だった」と笑顔で話していた。
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