大震災きょう5カ月 義援金1億円間近 函館市「引き続き協力を」

update 2011/8/11 11:08


 東日本大震災の発生から、11日で5カ月を迎えた。函館市を通じて市民や団体から寄せられた被災地への義援金はこれまで計1億円に達しようとしている。受け付けは9月30日までで、市は善意への謝意を示すとともに「被災地の復興にはまだ時間が掛かると思うが、これからも復興を願う気持ちを持ち続けることが大切」と話し、引き続き義援金の協力を呼び掛けている。

 義援金は震災発生直後から、日本赤十字社北海道支部函館市地区事務局が受け付けを始めた。3月18日からは市が口座を開設し、東北地方向け分は市を通じて同事務局に送っている。

 金額は5日現在、東北被災地向け、市内被災者向けを合わせて912件、9465万9754円が寄せられた。このうち東北被災地向けは875件、8578万5393円、市内被災者向けは37件、887万4361円となっている。

 寄付は団体では市内企業が最も多く、ほかにも町会、学校単位など多岐に渡る。個人でも幅広い世代から寄せられている。銀行振り込みでも募っているが、市へ直接現金を持参するケースがほとんどだ。

 市福祉部の川越英雄部長は「震災発生後、すぐに小さい子どもからお年寄りまでたくさんの人が届けにきてくれた。金額の大小ではなく、できることを一生懸命やってくれた結果。とても感謝している」と話している。

 受け付けは市内各支所の窓口でも対応している。寄付は現金のみで、物品の受け付けはしていない。銀行振り込みの口座名は「東北地方太平洋沖地震函館市義援金」。口座は@北洋銀行函館中央支店普通預金=4156404A北海道銀行函館支店普通預金=1456941。問い合わせは同事務局(福祉部社会課内)TEL0138・21・3255。また、函館新聞社でも寄付を受け付けている。

提供 - 函館新聞社


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