新造船 豪快に海へ 函館どつく本年度3隻目の進水式
update 2011/8/11 11:07
函館どつく函館造船所(函館市弁天町、大村靖夫社長)が建造中の本年度3隻目の新造船「エルビラ・バルカー」(1万9850トン)の進水式が10日、同造船所で行われた。夏休みとあり、会場には小さな子どものいる家族や近所の住民らが多数訪れ、船が海に滑り出す様子を見守った。
同社は本年度8隻の新造船を予定している。今回の船主はデンマークの海運会社ローリッツェン・バルカーで、船籍はマン島。船は喫水を浅くして船体の幅を広くした木材兼ばら積貨物船「スーパーハンディ32」で、同社の同型船としては49隻目となる。船体全長は約176メートル、最大幅は約29メートル。
式には船主関係者らも立ち会い、船をつなぎとめていた綱を切断すると船首のくす玉が割れてハトやカラーテープが飛び出した。大音量のサイレンが鳴り響く中で船が函館港に進むと、たくさんの見学者が駆け寄っていった。
同船は今後内装工事などを行い9月下旬に引き渡される。次回の進水式は9月26日の予定。
提供 - 函館新聞社
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