地域活性化に期待…未来大と室蘭工大が学術交流協定調印式
update 2011/8/3 10:11
公立はこだて未来大学(中島秀之学長)と室蘭工業大学(佐藤一彦学長)は学術交流協定を結び、2日に未来大で調印式を行った。中島学長は「両大学の教員や大学院生らによる共同研究や学生交流などを通し、それぞれの地域の活性化になれば」と期待を寄せている。
両大学は数年前から、高齢者に対しての見守りシステムや人間の感性や反応の研究、遠隔操作による内視鏡の研究など、医療情報分野における共同研究を進めてきた。両大学の連携・つながりをより深め、学術研究や教育活動を推進することを目的に、今回の協定に至った。共同研究の一層の推進や教員・大学院生の交流、学術資料の相互提供などを行う。
調印式では、中島学長と佐藤学長が協定書にサインし、固い握手を交わした。中島学長は「今までの医療情報分野などの協同研究を進め、今まで以上の連携をしていきたい」と話し、佐藤学長は「シンポジウムの開催や、出版物などの相互提供、共同研究活動などを推進させ、両地域社会の発展に貢献していきたい」と抱負を語った。
提供 - 函館新聞社
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。