にぎやか函館 港まつり開幕
update 2011/8/2 10:53
開港152周年記念函館港まつり(実行委主催)が1日、開幕した。大門や十字街などに露店がずらり並び、沿道にはちょうちんも飾られ、華やか雰囲気を演出。大門グリーンプラザではラジオの公開生放送が行われ、電波を通じて函館の熱気を全道に届けた。
函館港まつりは、1934年3月21日発生の函館大火で悲しみに打ちひしがれる市民に、焼け跡からの復興の活力を与えようと、翌35年に初開催。今年は東日本大震災を受け「例年の港まつりとは思い入れが違ってくる。復興への願いを込めたい」と関係者が準備を進めてきた。
初日から、大門グリーンプラザと末広町高田屋通りのビアガーデンは大勢の家族連れらでにぎわった。大門ではHBCラジオの公開生放送が行われ、人気パーソナリティのYASUさんが「函館は盛り上がっていますよ!」と、来場者と軽快な受け答えで笑いを誘っていた。夜には、函館港一帯で花火大会も開催され、涼んだ夜風に美しい大輪が舞った。
深堀町の主婦渡辺千代美さん(29)は長女の里桜(りお)ちゃん(2)と公開生放送に拍手を送り、「ビンゴ大会が楽しみで娘もご機嫌です」と話していた。
2日は午後4時半からワッショイはこだて(十字街・松風コース)がアクロス十字街付近をスタート。函館港おどりやいか踊り、青森ねぶたなど64団体、計8740人が大門グリーンプラザまで練り歩く。雨天の場合は4日に順延。
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