接戦の連続 ボート競漕大歓声沸く
update 2011/8/1 10:51
函館港まつり協賛、市民参加ボートレース「函館ペリーボート競漕」(実行委主催)が31日、函館港の旧シーポートプラザ前で行われた。さわやかな夏空の下、名勝負を繰り広げ、大勢の観客を魅了。接戦の連続で、会場から大きな歓声が沸いた。
レースは、1854(安政元)年にペリー提督率いるアメリカ艦隊が箱館に入港した際、箱館奉行ら日本の役人が小舟で米艦船に乗り込んだ史実を再現し、8人がボートに乗り込んだ。今年は一般の部に35チーム、女子の部には13チームが出場し、150メートルを早さと仮装のパフォーマンスで競った。
一般の部の優勝チームは「レスキュー118」。海上保安庁函館航空基地の海のレスキュー隊が日ごろの厳しい訓練で培った体力、チームワークを発揮した。女子の部の優勝は北大女子チーム改め「チーム海女さん」で、昨年の悔しさを胸に、新戦力を迎えて勢いに乗った。
仮装パフォーマンス部門の1位は、男性陣が女装とメイクでばっちり決めた「KARA@男」(北大水産学部)。肝心のレースではゴール手前で力尽きたが、愛きょうのあるセクシーダンスで来場者の笑顔を誘った。
函館水産高校チームの2年小川みゆきさん(16)は「レースは負けたが、皆で参加していい思い出になった」、1年若杉颯太君(15)は「『セイ、セイ』と大きな掛け声で頑張って漕いだ」と満足の様子だった。
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