日韓友好願い「ムクゲ」植樹

update 2011/8/1 10:50


 【北斗】函館市が8月1日に韓国・高陽(コヤン)市と姉妹都市提携を結ぶのを記念し、市民団体「道南ムクゲの花を広める会」(浅利政俊会長)は31日、北斗市野崎の清川寺の境内に韓国の国花で北斗市の花でもある「ムクゲ」を植樹した。

 同会は日本の花の会研究専門委員を務める浅利代表らが呼びかけ、昨年4月に市民有志で結成。中国やインドが原産とされ、道内では珍しく夏場に10センチほどの大輪の花を咲かせるるアオイ科の落葉樹「ムクゲ」を広めようと、昨年から植樹活動を行っている。

 今回は姉妹都市提携による日本と韓国両国の発展の象徴として「紫盃(しはい)」と「薩摩白」など3品種を1本ずつ植樹。この日は同会のメンバーら約10人が参加し、国の史跡戸切地陣屋跡地に続く道路沿いに仮植えされた苗木の根元にスコップで土をかぶせた。

 浅利代表は「ムクゲはどんな悪い土地にでも誠実に花を咲かせる。日韓両国の友好親善の象徴として育て、互いの歴史や文化を理解し合うきっかけにしたい」と話した。同会では花の見ごろとなる8月下旬に在日本大韓民国民団函館支部の関係者らを招き、鑑賞会を開く予定。

提供 - 函館新聞社


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