渡利さんに郵趣活動賞
update 2011/7/31 10:41
公益財団法人日本郵趣協会(東京)が、長年にわたり郵趣の普及活動に功績を残した個人、団体に贈る「郵趣活動賞」に、日本郵趣協会函館支部長の渡利正義さん(70)が選ばれ、30日に横浜市で開かれた全国郵趣大会(同協会主催)での授賞式で表彰された。同支部からの全国表彰は初めてで、渡利さんは「個人の賞だが、仲間とともにもらった賞。支部全体が評価されたものとして受け止めている」と喜んでいる。
渡利さんは1954年ごろから切手収集を始め、60年に当時の郵趣団体に加入して活動を続けてきた。97年には函館支部の設立に参画。以来支部長として函館道南の郵趣活動の普及に取り組んでいる。
支部として毎月例会を開き、会報「臥牛」も結成以来1度も休まず177号まで発行した。
特に支部長として昨年9月に函館で全国会員大会を開催したのをはじめ、3度にわたり北海道会員大会を行ったことが評価につながった。受賞者は渡利さんの他4人。
「切手や郵便物を通して見えてくる歴史や文化が面白い。新しい発見がある」と郵趣の魅力を語る渡利さん。常に「融和」を心掛けて活動し、「会員が仲良くなければ大きな大会を運営していくことはできない」と話す。
函館支部の会員は約30人。全国的に郵趣人口は減少傾向で、函館支部も例外ではない。渡利さんは「若い世代を中心に、郵趣の面白さを伝える取り組みをしていきたい」と語っていた。
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