子供らダム見学、水の大切さ学ぶ
update 2011/7/28 10:28
「森と湖に親しむ旬間」(7月21〜31日)にちなみ、道は27日、函館市亀田中野町の新中野ダムとダム公園で「第25回水と緑の祭典」を開いた。夏休み中の子供ら50人がダム見学などを通じ水の大切さを学んだ。
小学生の夏休みに合わせ、水や緑の大切さ、ダムの役割を学んでもらおうと毎年開催。開会式で、渡島総合振興局の佐藤義広副局長が「ダムは大雨のときは雨をため、水道水を届け、米や野菜を作る水がめの役割を果たしている」と強調した。
参加者は早速3班に分かれ、ダム見学、ペチュニアとブルーサルビアの花植え、コースターや本立てなどの工作、サクラマス稚魚200匹の放流に臨んだ。
ダム見学では、函館建設管理部職員から同ダムが洪水対策や、市内の主要な取水施設となっていることなどを聞いた後、専用エレベーターでダム2階にある監査廊に入った。気温約10度とひんやりした通路を歩き回り、子供たちが歓声を上げていた。
函館中央小4年の斉藤秦生(じんせい)君(10)は「エレベーターの下がすごく寒かった」、同小4年の高倉阿透(あすく)君(9)は「ダムの仕組みや働きが分かって楽しかった」と笑顔を見せていた。
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