米国人留学生シェパードさん、アニメも日本も大好き
update 2011/7/22 14:10
この夏、函館に滞在している米国人男性留学生のウェイン・シェパードさん(21)は無類の日本アニメ好きだ。連日、お気に入りのアニメTシャツを着こなし、「ポケモンが好きなのか?」と街中で市民に声をかけられることもしばしば。「アニメがきっかけで日本文化に親しむことができた。丁寧で親切な日本の皆さんが大好き。将来は日本の大学で民俗学を教えられるようになりたい」と勉学に励んでいる。
シェパードさんは、北海道国際交流センター(函館市元町14)主催の日本語・日本文化講座夏期セミナー(6月9日〜8月5日)に参加している。ミシガン州デトロイト出身で、日本アニメにのめり込んだのは高校生のとき。インターネットで見た「ポケットモンスター」の物語性やキャラクターの斬新なデザインに心奪われたという。
「ドラゴンボールやセーラームーンなど奥深い内容で実に面白い」ときっぱり。アニメにとどまらず、ヤクルトスワローズの往年の帽子も宝物の一つで「このツバメがかっこよくて」と紹介する。
アニメとの出会いが人生を決めた。地元の大学では日本語を専攻し、卒業後は日本の大学で民俗学を研究したいと、留学を決めた。
函館に持ち込んだアニメTシャツは計5枚で、洗濯をして部屋で干すと「ポスターのようできれい」と笑う。小学校訪問の際も児童らの注目の的で、「子どもたちが笑顔で駆けよってきてくれた。アニメには人々の心を通わす魅力がいっぱい。日本文化も同じで、もっと勉強してこの素晴らしさを多くの人と共有したい」と話している。
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