園児ら銭湯「たのしい!」
update 2011/7/21 10:38
函館市湯川町2の老舗銭湯「大盛湯」(牧野康宏代表)で20日、高丘幼稚園(玉利達人園長)の年長児34人を招いた体験入浴会が行われた。
銭湯に行く機会の少ない子どもたちに公共マナーや銭湯の楽しさを知ってもらおうと、大盛湯が1992年から幼稚園や小学校を対象に無料の体験入浴会を実施。同園では95年から同入浴会に参加しており、この日は保護者約10人も同行した。
牧野代表はせっけんをつかった遊び泡ブクブク≠披露。水を入れて濡れタオルをかぶせたカップにせっけんをぬって息を吹き込むと、泡が盛り上がってくるという遊びで、子どもたちは大喜び。また、10年以上前から使っている手作り紙芝居で、銭湯のマナーを学んだ。
浴場では友だち同士で背中を洗い合ったり泡ブクブク≠ナ遊んだりと大にぎわい。みんなで湯につかり数を数えて体の芯まで温まった。
最後に園児たちは牧野代表から伝授されたかっこいい乳酸菌飲料の飲み方≠ナ飲み物を味わった。左手を腰に当てグイッと飲みほし「ああ、うまい」。子どもたちの歓声が脱衣所に響いた。
山田乃英瑠ちゃん(5)は「銭湯に来たのは初めて。みんなで背中ゴシゴシしたよ。ブクブク楽しかった」と笑顔を浮かべていた。
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