供養灯籠、準備着々
update 2011/7/20 10:27
【七飯】大沼公園で30、31の両日行われる「第102回大沼湖水まつり」(七飯大沼国際観光コンベンション協会、町主催)に向けて、供養灯籠(とうろう)の制作が進められている。同公園周辺の空き店舗で19日から、灯籠に申込者の名前や供養者の戒名などを書き込む作業が始まり、ボランティアのスタッフが一つ一つ丁寧に文字を書き入れている。
湖水まつりは1906(明治39)年に大沼で行われた水難者供養を起源とする伝統行事。今年は水難者供養、先祖供養のほか、3月11日に発生した東日本大震災犠牲者の追善供養と早期復興を併せて祈願するため、30日午後6時45分から灯籠行列が行われ、地元9寺院の住職らのご詠歌に送られて、湖水に供養灯籠を流す。
19日までに、同協会には200件ほどの灯籠の申し込みがあり、当日までに1000個を準備する予定。この日は、高瀬宣夫さん(63)と丹野絢子さん(71)の2人が作業を行った。2人は「申し込まれた人の気持ちを考え、心を込めて書いています」と話していた。
供養灯籠は1個1000円。申込書は大沼国際交流プラザ、町役場などで配布している。問い合わせは、同協会TEL0138・67・3020。
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