華やか大輪 夜空照らす
update 2011/7/18 10:58
函館新聞社主催の「第15回函館新聞社函館港花火大会―海の日制定記念」が17日夜、函館市の函館港豊川ふ頭周辺で行われた。港内や緑の島から約5500発の花火が打ち上がり、約6万人の来場者を魅了。「東日本大震災復興応援!函館に活気を」と、さわやかな夜空に照らし出されたまばゆい大輪に、人々の温かな思いが重なった。
花火大会は、函館新聞の創刊と「海の日」制定を記念して1997年から毎年開催。今年は東日本大震災の復興応援を全面に盛り込んだ14プログラムで、打ち上げに先立ち同社の小笠原金哉社長が「被災された皆様に心からお見舞い申し上げ、函館から元気を届けたい。会場に義援金箱も設置しましたので、温かいご支援をお願いします」とあいさつした。
毎年人気の水中発射花火や、2分半に250発を次々と打ち上げるコンピューター制御のものなど、音と光が織りなす夜空のステージに大きな歓声がわいた。
恒例の「FMいるか」実況生中継が会場を盛り上げたほか、観覧席に設置した義援金の受け付けには多くの善意が寄せられた。函館新聞社は、花火大会の協賛金の一部とともに会場や本社で受け付けた義援金を、日本赤十字社を通して被災地へ送る。
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