朝イカ 湯の川温泉の宿泊者に提供
update 2011/7/16 11:01
本格的なイカの季節到来―。スルメイカの成長に伴い湯の川温泉の旅館やホテルでは15日、一斉に朝イカの提供を開始した。透き通った活イカならではの食感が宿泊客の人気を集めている。
近海産のスルメイカは現在約30センチほどに成長し、刺身用として十分な大きさとなった。函館湯の川温泉旅館協同組合(金道太朗理事長)は例年、共同で漁協から活イカを仕入れ、新鮮なまま宿泊客に提供している。
ことしは15施設が参加した。このうち湯の川プリンスホテル渚亭では朝食バイキングの席で予約客らに提供。会場内には生きたままのイカをディスプレーし、傍らで職人が包丁を手際よく滑らせて刺身を作っている。新鮮なため身や耳のほか、ゴロやゲソも味わえる。
同ホテルの活イカを食べた埼玉県大宮市の会社員、川崎純さん(65)は「こりこりしていて甘く、いつも食べるイカとは違います。また函館に来て食べたい」と満足の様子だった。活イカの提供は12月末ごろまで。
提供 - 函館新聞社
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