大丸札幌店であすから「道南食材特集」
update 2011/7/13 11:31
渡島総合振興局と桧山振興局は、大丸札幌店(札幌市中央区北5西4)が13〜26日(20、21日は除く)に開催する夏の逸品食材探しの人気企画「ディスカバリー北海道」で、初めて「道南食材特集」を組む。同企画で特定地域が紹介されるのは初めて。道南産品の販売だけではなく、食材を活用した総菜、レストラン街でのメニューも登場。札幌駅と大通を結ぶ札幌駅前通地下歩行空間での「大丸産直マルシェ」(13〜18日)にも出店、販路拡大を目指す。
2009年度から3カ年で取り組む「道南食のブランドづくり事業」の一環。集大成の本年度は、これまで発掘・磨き上げを行ってきた産品の販路拡大、情報発信に力を入れる。大消費地に道南の食を発信するため、札幌随一の集客を誇る同店に働き掛けた。道南から出店16社、出品35社、アイテム数は約230品を予定している。
自ら出向いて販売するのは16社で、福田農園(七飯町)の「しいたけboy」のほか、昨年の「浜の母さん料理コンテスト」で最優秀となり今春に商品化された「ほたて昆布巾着(きんちゃく)」を作る砂原漁協女性部(森町)と、ガゴメ加工品を扱う「函館がごめ連合」のアンテナショップ「ねばねば本舗」(函館市)は札幌初お目見え。
出品35社は、青函トントン(同市)の「函館男爵黒豚」が精肉コーナーや総菜、レストランで提供され、中標津産「中標津ミルキーポーク」とおいしさを競う。ひやま漁協(乙部町)は、道内消費がほとんどない隠れた逸品である桧山産エゾバカ貝(あおやぎ)、シロガイ、アワビを売り込む。
大丸は、地下1階食品売り場「ほっぺタウン」内に道南産品の催事場を設けるほか、同売り場内にある鮮魚、青果、精肉コーナーで各商品を販売。地下歩行空間でのマルシェには5社が出展する。
渡島総合振興局は「集大成として札幌圏に紹介することで道南産品の良さを再発見してもらえれば。道南をモデルに、開催意向のある上川、空知など全道各地に波及してほしい」(商工労働観光課)と期待を込める。
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