市功労者に小笠原、菅氏
update 2011/7/12 10:17
函館市は11日、2011年度の市功労者を発表した。更生保護法人函館創生会理事長の小笠原孝氏(81)と、函館機械金属造船工業協同組合連合会会長の菅鉄夫氏(74)の2人で、表彰式は8月1日に市民会館で開かれる。
市功労者表彰は1939年から始まり、市の教育や産業、福祉、防災などで長年にわたり貢献した公益事業の功労者が対象。工藤寿樹市長を座長とする市表彰審議委員会が6月下旬に選考し、決定した。
小笠原氏はテーオー小笠原の役員を歴任。「小さな親切」運動函館支部長や道更生保護施設連盟理事を務める。道議3期12年のほか、市体育協会の会長なども務め、地域の社会福祉の向上やスポーツ振興に貢献したことが評価された。05年には法務大臣表彰(更生保護功労)も受けている。
菅氏は1955年から菅製作所を経営する傍ら、道南機械工業協同組合理事長を務め、地域の製造業の振興発展に尽力。道中小企業団体中央会常任理事にも就き、中小企業の振興にも貢献した。2009年には中小企業振興功労中小企業庁長官表彰も受賞している。
市功労者はこれまでに個人606人・10団体が選出されている。被表彰者は賞状や記念品のほか、10万円の旅行券が贈られる。
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