復興願い 感動の舞台…野外劇開幕
update 2011/7/9 12:55
第24回市民創作函館野外劇「星の城、明日に輝け」(NPO法人市民創作「函館野外劇」の会主催)が8日、特別史跡五稜郭跡の特設会場で開幕した。ダイナミックな舞台装置の中、幾多の困難を乗り越えてきた先人の歴史を市民ら400人が熱演。東日本大震災被災地の復興を願い、来場者350人と思いを共有した。
開会セレモニーで同会の中村由紀夫副理事長が「函館の歴史をテーマにした素晴らしいスペクタクルを楽しんで」とフィリップ・グロード理事長のメッセージを代読。工藤寿樹函館市長が「結集した市民の力で震災被災地と函館が元気になれば」と祝辞を述べ、七飯町在住の作家新井満さんが自作の「星のまちHAKODATE」を出演者らと合唱した。函館観光大使の池田さなえさん、平田まりさんのミニコンサートも行われた。
ステージは午後7時40分に幕開け。キャストらはコロポックルなどのナレーションに合わせ、高田屋嘉兵衛が登場する函館の発展や、黒船来航シーンでのフラッグダンスで練習成果を披露。銃撃戦が行われた箱館戦争や、「ソーラン節」に合わせた踊りも客席を魅了。エンディングは出演者と観客とがペンライトを振りかざしながら「星のまち|」を熱唱した。
今年の公演は全11回。7月は9、15、16、22、23、24、29、30日。8月は5、6日。
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