五稜郭公園で放射線量調査…道が今月下旬から

update 2011/7/9 12:54


 道は、福島第一原発事故による風評被害で外国人観光客が減っている観光地の安全をPRするため、入り込み数が多い函館市の「五稜郭公園」など道内6観光地で、放射線モニタリング調査を行う方針を決めた。今月下旬から月に1回の頻度で、各総合振興局職員が空間の放射線量を調査する。

 7日に開かれた道議会の「食と観光対策特別委員会」で道側が説明した。 調査は、ことし3月から渡島総合振興局に設置している検査機器(サーベイメーター)を使い、職員が同公園内で空間放射線量率を測定し、結果を道観光局ホームページで公表する。日本語のほか、英語、韓国語、中国語、ロシア語の5カ国語で表記する。

 調査点はほかに、オホーツク流氷館(網走市)、十勝川温泉(十勝管内音更町)、釧路市湿原展望台(釧路市)、登別温泉(登別市)、旭山動物園(旭川市)。

 東日本大震災以降は、世界各国で日本への渡航制限や航空機の減便が相次ぎ、道内への外国人観光客が激減。地域経済への打撃も大きいことから、客観的な数値を公表することで外国人に安心してもらう。道観光局は「道内観光地の安全性が十分に伝わっておらず、この機会に広く情報発信したい」としている。

提供 - 函館新聞社


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