野外劇、通しげいこ

update 2011/7/7 10:42


 8日に開幕する第24回市民創作函館野外劇「星の城、明日に輝け」(NPO法人市民創作「函館野外劇」の会主催)のゲネプロ(通しげいこ)が6日、特別史跡五稜郭跡の特設会場で始まった。出演者ら約200人が参加し、全体の流れを確認した。ゲネプロは7日も行われる。

 函館野外劇は、黒船来航や戦争、大火など幾多の困難を乗り越え、現在に至った様子を伝える物語。五稜郭のロケーションを活用した壮大な歴史スペクタクルを75分間、毎年350人以上の市民が演じている。

 この日は午後7時半ごろ、特設会場に出演者らが集合。総合演出担当の松本啓さんが「今日は大いに間違ってほしい。どこがまずいのかしっかり覚えて本番まで直してくれれば」と激励。続いて同40分過ぎからゲネプロ開始。馬や船、大砲など本格的な舞台装置や衣装はほとんど使用しなかったが、メーンキャストから裏方までが各シーンやセクションごとの流れを確かめ合っていた。

 8日は午後6時50分から、函館観光大使の池田さなえさん、平田まりさんによるミニコンサートでスタート。同7時から主催者あいさつ、工藤寿樹函館市長の祝辞、七飯在住の作家新井満さんによる「星のまちHAKODATE」の合唱と続く。開演は同7時40分。

提供 - 函館新聞社


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