北星余市高が函館の団体通じ被災地にうちわ送る
update 2011/7/7 10:41
後志管内余市町にある北星余市高校(安河内敏校長)が6日、これから暑さが本格化する東日本大震災の被災地へうちわ100本とタオル50本を送った。「被災地の子どもたちへ絵本を送ろう!」函館プロジェクト(森越智子代表)が6月下旬に行ったチャリティーイベントに協力したもので、生徒たちはうちわにメッセージを記して応援の気持ちを送り届けた。
同プロジェクトのメンバーの一人で、同校の卒業生の親たちでつくる北星余市道南パドレスの会代表の寺島真須美さんが6月上旬、安河内校長にチャリティーイベントを紹介したところ、同校長も協力を申し出た。
その後、高校の生徒会が毎年9月の学校祭の開催時に注文しているうちわを多めに購入し、生徒たちがうちわに応援メッセージを書き込んだ。うちわは黒を基調に白字で「躍動」とデザインされ、余白にはマジックで「がんばろー!日本!」「応援しています」などと書かれている。
6日、発送作業が行われ、同校のうちわなどは、チャリティーイベントで集まったうちわ約200本と合わせて、宮城県石巻市と岩手県宮古市の計4カ所に送った。
うちわは被災者に配られるほか、一部、石巻市で開催予定の食のイベントでも活用される予定という。
寺島さんは「生徒の温かい気持ちに感謝です。節電対策の中、暑さも厳しくなるので、皆さんの応援の気持ちを込めたうちわで涼しくなってもらえれば」と話している。
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