函館市9月に事業仕分け、委員6人を公募

update 2011/7/4 10:52


函館市は、事業の必要性や有益性を精査する「事業仕分け」を9月上旬をめどに実施することを決めた。工藤寿樹市長が掲げる財政再建策の一環で、来年3月までに土、日曜日を使い、3〜4回程度行う考え。市は実施に当たり、1日から委員6人を公募している。

 昨年度実施した「事業レビュー」では、市の内部仕分けで「改善が必要」「外部委託が可能」と判断された20事業を市が選び、学識経験者と公募委員の計8人が審査。評価結果を事業の事後評価の方法として用いた結果、過去5年間利用実績がなかった1事業を廃止した。

 工藤市長は財源の確保を視野に「不要不急の事務事業の見直しが必要」と、聖域なき事業仕分けの実施を打ち出している。今回は約2000ある全事業の中から、取り上げる事業を委員に選んでもらう。

 昨年度は分科会を設けず、7〜9月に1週間ずつ通しで行ったが、今回は複数のグループに分けた上で土、日曜の実施を1回とし、少なくとも3〜4回行う考え。委員は有識者を含めて10人程度とし、男女3人ずつ公募する。市行政改革課は「市民目線をより強め、予算に反映できるものは順次、反映していく」と話している。

 公募は市内に住む18歳以上で、土、日曜日の連日開催を3〜4回、午前9時から午後5時までの間に参加できることが条件。申し込みは14日までで、市役所本庁舎1階や各支所などで配布する所定の申込用紙に必要事項と応募の動機を記入の上、〒040・8666、函館市東雲町4の13、函館市総務部行政改革課まで郵送または持参する。問い合わせは同課電TEL0138-21-3668。

提供 - 函館新聞社


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