優雅な踊り 見物客魅了…江差かもめ島まつり開幕
update 2011/7/3 11:31
【江差】江差に真夏の訪れを告げる、第58回江差かもめ島まつり(主催・江差観光コンベンション協会)が2日開幕した。午後4時には、江差音頭千人パレードが新地町の繁華街を出発。日本海を望む北前坂を下り、かもめ島への道中を優雅に練り歩いた。
パレードには、町内会、桧山振興局、町役場、江差高校などから、青、白、黄、黒といった、色とりどりの浴衣と編み笠の踊り手が参加。優雅な踊りで、沿道に詰め掛けた多くの見物客を楽しませた。
同日は、かもめ島入り口にある「瓶子岩(へいしいわ)」で、漁業の繁栄を祈る大しめ縄飾りも執り行われた。長さ約30メートル、重さ約500キロもある大しめ縄を、下帯姿の若者たちが、約10bの高さがある瓶子岩によじ登り飾り付けた。
2日目の3日は、かもめ島にある厳島神社のおみこし海上渡御が午前9時から執り行われる。同9時半には江差港南ふ頭で、第33回全道北前船競漕大会が開幕。午後2時には、演歌歌手の山内惠介さんらの歌謡ショーも同島で開かれる。入場無料。問い合わせは同協会TEL0139・52・4815。
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