ソウル便 再開要請へ…工藤市長ら韓国へ出発

update 2011/6/22 10:02


 東日本大震災の影響で運休が続いている大韓航空の函館―ソウル(仁川)間の定期便の早期運航再開に向け、函館市の工藤寿樹市長らが21日、韓国でのトップセールスに出発した。23日までの2泊3日の日程で、ソウル市内の大韓航空本社のほか、8月にも姉妹都市提携を予定する高陽(コヤン)市などを訪れる。

 同路線は震災に伴う福島第1原発事故の影響で、5月の大型連休期間を除き、3月22日から運休中。今月16日にはこれまで8月末までとしていた運休期間を10月27日まで延長した。今回は函館観光の安全性をPRし、風評被害を払拭(ふっしょく)しようと、緊急的に訪韓を決めた。

 一行は工藤市長をはじめ、函館商工会議所の松本栄一会頭や函館空港ビルデングの木村孝男社長ら7人。羽田経由で韓国入りし、22日に大韓航空本社の役員らと会談するほか、高陽市では8月で調整中の姉妹都市提携に向けた具体的な話し合いを進める。

 出発前、工藤市長は函館新聞の取材に対し「函館が既に震災から復興し、安全であることを現地でPRし、ソウル便の早急な再開を要請したい。8月の高陽市との姉妹都市提携についても詰めの協議を行いたい」と話した。一行は23日午後に函館に戻る。

提供 - 函館新聞社


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