工藤市長 現地視察へ 大間原発訴訟の会と会談
update 2011/6/21 11:52
青森県大間町で建設中の大間原子力発電所(現在は中断中)をめぐり、大間原発訴訟の会(竹田とし子代表)など4団体は20日、函館市役所で工藤寿樹市長と会談した。同市長は7月の定例市議会終了後をめどに、現地を視察する意向を明らかにした。
同市長が訴えている、同原発の無期限凍結を内容を聞く趣旨で、訴訟の会メンバーなど13人が訪問。竹田代表は「原発は大間だけの問題ではない。福島第一原発事故の収束がはっきりしない中では、(原発は)危険なものとの認識を持ってほしい」と訴えた。
市長はこれに対し、事業者の電源開発や国に無条件凍結を求めたことについて「反対と申し上げると推進派の抵抗が一層強くなる。新たに作らせなければいい」と趣旨を説明。その上で、「議会が終わったころに大間に行きたい」と現地を視察する考えを強調した。
市長はまた、近日中に高谷寿峰北斗市長、中宮安一七飯町長と同原発の対応を話し合うとし、「道南の自治体の集まりに広げ、最終的には道の市長会で訴えていきたい」と述べた。
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