木村副会頭が退任…函館商工会議所
update 2011/6/18 11:55
函館商工会議所が17日に開いた通常議員総会で、副会頭の木村孝男氏(69)=函館空港ビルデング社長=が30日付で退任することになった。空席となっていた専務理事は、元同会議所職員の酒井康次氏(61)の選任に同意した。
木村氏は函館市職員時代の経験から同市助役退任後の06年に同社専務となり、07年から現職。正副会頭の業務多忙や厳しい経済情勢下の体制強化などを理由に、08年に副会頭となった。
函館空港ビルデングの総会が行われる8月末までに70歳を迎え、常勤役員の定年(70歳)規定にかかることから、ことしの総会をもって社長を退任することが決まっている。このため同会議所副会頭も退任することになった。
あいさつに立った木村氏は「就任後の2年7カ月は激動の期間だった。2会頭の体制下で務めることができたのは大変名誉だった」と述べた。松本栄一会頭は木村氏について「観光のベテランだったので退任は残念。支えてくれたことに感謝する」とした。
副会頭の定数は4人で、木村氏の退任により3人となった。後任については当面空席とする。
酒井氏は函館大学商学部を卒業後、同会議所に入所。中小企業相談所長や事務局長などを経て09年に退職。同年から函館国際水産・海洋都市推進機構の事務局長を務めた。選任が同意され酒井氏は「震災が地域経済に及ぼす影響は大きく、責務の重さを痛感している。スムーズな運営で1日も早く景気回復につなげたい」と述べた。
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。