「原発いらない」300人がデモ行進
update 2011/6/12 11:38
東日本大震災から3カ月を迎えた11日、函館市中心部で脱原発を訴える「バイバイ大間原発はこだてウォークA!」が行われた。5月28日に続く第二弾で、前回の倍近い約300人(主催者発表)がデモ行進。横断幕やプラカードを掲げて「原発はもういらない」と訴えた。
「6.11脱原発100万人アクション」の一環で、函館の市民団体「大間原発訴訟の会」の竹田とし子代表、NPO法人南北海道自然エネルギープロジェクトのピーター・ハウレット代表理事(函館ラ・サール高教諭)らが呼び掛けた。
デモ行進に先立ち、千代台公園で集会を開催。竹田代表は「大間原発は(世界初のプルトニウムとウランを混合したフルMOX型原発の)実験ともいうべきもので、容認できない。函館市民は、はっきりとノーを言いたい」とアピール。函館市梁川町の主婦バランス紀子さんが「私は2児の母。文部科学省が福島の子供の年間許容被ばく線量を20_シーベルトに設定したのは高すぎる。撤回を求めたい」と訴えた。
デモ行進は同公園からスタート、「大間原発はもういらない」「エネルギーシフト」などと連呼しながら五稜郭公園までの約1・5`を練り歩いた。同市美原の無職男性(69)は「13歳、11歳の孫がいる。その子たちのために函館を汚したくはない。政府と原子力安全・保安院が原発は安全と言うが、本当に安全なら、まず東京湾につくるべきだ」と話した。
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