函館の安全性確認 香港の旅行会社が視察
update 2011/6/9 13:22
香港の旅行代理店職員ら8人が8日、ツアー企画の可能性を探るため函館市内を訪れた。参加者は函館朝市やトラピスチヌ修道院、五稜郭公園などを訪れ、函館の観光地の様子や安全性を確認していた。
東日本大震災後の道内観光を活性化させようと、全日本空輸(ANA)が企画した。同社は5月にも北京から同様の招へい事業を行っており、震災後に函館が対象となるのは2回目となる。今回参加した旅行会社は8社で、同社香港支店の社員2人が引率。7日に現地を出発し、8、9日は函館市内や大沼、小樽を、10日は札幌や富良野方面を回る。
函館に到着した一行は、津波の被害を受けた朝市へ。海産物の販売も行う飲食店では、自由に具材を選べるどんぶりを注文。写真を撮影して記録し、新鮮な海の幸を堪能した。参加したJTB香港支店のサイモン・リーさんは「震災後の状況を自分の目で確かめ、ツアー作りに役立てたい。函館では夜景を一押しにと考えている」と話していた。
提供 - 函館新聞社
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