ヒラメ74センチ 佐々木さん陸釣りから超大物
update 2011/6/9 13:21
佐々木元史さんが5日、長万部町の海岸で投げ釣りし、74センチ、4.28キロのヒラメをゲットした。シーズンイン直後の快挙で、人生初の超大物に佐々木さんは「最高だ、最高だ」と喜びを爆発させている。
佐々木さんは前日の4日に続き、今期2回目の釣行で長万部に入った。午前5時半ごろからキャスト開始。「岡Craft LT21 サケ稚魚アカキン」のルアーで挑んだ。
風は穏やかだったが、手前60bは多少うねりがあり、潮回りも良くはなかった。初めに反応があったのが同7時15分。「ヒラメか?」と引き上げると巨大なコンブがかかっていた。諦めずにキャストを再開した。
その25分後、再び反応があった。沖合約70〜80bで、水深は5メートルほど。「ガンガン」と突然襲い掛かる感触があったが「またコンブだろう」と思った。それでも、うねりを利用して強引に寄せてみると、引いた波の中からコンブではなく巨大なヒラメが見えてきた。あまりの出来事にすぐには実感がなかったが、次第に喜びが沸いてきた。
現場で投げ釣りをしていた友人2人が祝福。この後は「これ以上の釣果はないだろう」と思い、同9時半で切り上げた。
「あれから数日過ぎた今も興奮している」と佐々木さん。ヒラメを狙い続けて5年。これまでの釣果は62センチが最高だった。4日、道南のある海岸でヒラメを狙ったが、アタリがなかった。車中泊をして長万部まで走ったのが大正解だった。
ヒラメは刺し身にしておいしく食べた。生きていた時は「80センチに届いていたかもしれないほどの大きさ」だったという。佐々木さんは「今月はヒラメの釣行でびっしり。再度大物を狙いたい」と意気込んでいる。
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北斗市七重浜4の釣り具店「フィッシング・ショップ・インパクト」によると、先週末は長万部や八雲など噴火湾沖で40〜50a台後半のヒラメの釣果が続いたという。後志管内の岩内港では5月末から好調だ。
また、昨年同店に寄せられたヒラメの釣果は78aを頭に70センチ台が3枚出ていた。今年はシーズン入りからほどなくの超大物だけに、同店は「今後も大いに期待できるのでは」と話している。(フィッシング・ショップ・インパクトTEL0138-48-7400)
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