函大有斗23年ぶり優勝…高校野球春季道大会

update 2011/6/6 10:26


 【札幌】高校野球の第50回記念春季道大会(道高野連など主催)最終日は5日、札幌市の円山球場で決勝を行い、函大有斗が6―3で白樺学園(十勝支部)を破り、1988年の第27回以来、23年ぶり3回目の優勝を成し遂げた。

 函大有斗は昨年夏の選手権南北海道予選で準優勝したが、春の甲子園が懸かった秋季道予選初戦(対北照=小樽支部)で守備の乱れから10点差の大敗。約8カ月でチーム力を底上げし、見事に立ち直った。初戦の北照では昨秋の悪夢を払しょくして5点差で勝利。準々決勝の武修館(釧根支部)は8―1の7回コールド勝ちで勢いをつけた。

 準決勝は無失策と安定した守りと、勝負強い打撃で優勝候補の一角・道栄(室蘭支部)を3|1で下して、8年ぶりとなる決勝進出。選手たちは大舞台も地に足をつけて初回に2点を先制するなど、最後まで優位に立って道の頂点に立った。

 夏の甲子園が懸かる支部予選は間近。全道制覇という形でチーム力を確認できたのは大きい。片口伸之監督は「一戦一戦、夏につながればいいと思っていた。ここがゴールではないが、自信をつけた大会。夏は北海道チャンピオンとしてではなく、チャレンジャーとして選手、監督ともに臨みたい」と、選手たちをたたえながらも気を引き締めた。夏は函大有斗14年ぶりとなる夢の大舞台へ出場を目指す。

提供 - 函館新聞社


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