高校野球春季道大会、函大有斗8年ぶり決勝へ

update 2011/6/5 10:47


 【札幌】高校野球の第50回記念春季道大会(道高野連など主催)第5日は4日、札幌市の円山球場で準決勝を行い、第1試合で函館支部代表の函大有斗がエース・堤口竣太(3年)の快投などで、道栄(室蘭支部)を3|0で完封し、決勝進出を果たした。函大有斗の決勝進出は2003年以来8年ぶりで、函館支部としては07年の函工以来4年ぶりとなった。

 昨年10月の秋季道予選で10点差で大敗した北照(小樽支部)を初戦で打ち破り、準々決勝の武修館(釧根支部)も7回コールドと勢いがあった。前2試合ともに無安打の1番・遠塚谷真也主将(3年)、3番・増川航太(同)の安打で先制し、優位に試合を運んだ。

 決勝は5日午後1時に同球場で白樺学園(十勝支部)と対戦する。23年ぶり3回目の優勝を果たして、甲子園が懸かる夏の選手権への弾みにしたい。遠塚谷主将は「秋に悔しい思いをしたからこそ、ここまで成長できた。ただ、まだ足りないところがある。自分たちのスタイルを大事に一生懸命プレーしたい」と意気込んだ。

提供 - 函館新聞社


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