福島町署名600人超…議員定数削減で直接請求
update 2011/6/3 10:26
【福島】町議会の定数を現行の12から10に削減する条例会改正を求め、住民直接請求の署名活動をしていた町民有志は2日、署名集めを終えた。666人分の署名が集まり、6日に町選挙管理委員会に提出する予定。
住民直接請求は地方自治法に基づくもので、町民有志の代表4人と受任者9人が、5月27日から2日まで町内で署名集めをした。2日現在の町内の選挙人名簿登録者数は4539人。住民直接請求には50分の1(91人)以上の署名が必要で、町民有志は目標を250〜300人としていた。
町選管では署名を審査した後、縦覧し異議申し立てを受け付ける。有効な署名が必要数に達していた場合、町民有志は条例改正案を本請求することができ、20日以内に町長が議会を招集し、条例改正案を提案。議会で採決する。
議員定数をめぐっては、議会側が1人減とする条例改正案を決定。6月の定例会に提案し条例改正を行うことになっている。一方、住民懇談会の場などでは住民から10人にするよう求める声が上がっていた。
署名活動の代表を務める町内の無職、山名連(むらじ)さん(71)は「目標の倍以上の署名が集まり、町民の関心の高さを感じた」と話している。
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