新緑の駒ケ岳 満喫

update 2011/6/2 10:22


 【七飯、森】本年度の駒ケ岳(1131メートル)登山が1日、解禁となった。昨年から一部規制が緩和された赤井川登山道に加え、今年は大沼湖畔側の銚子口登山道も開かれ、標高900メートルの馬の背を目指して、赤井川から31人、銚子口から8人が入山し、景色や眺望を楽しんだ。

 駒ケ岳は1998年の小噴火後、全面的に入山が禁止となっていたが、火山活動が静穏な状態が続いているため、昨年、曜日などを決めて一部規制を緩和。今年からは毎日の登山が可能となった。

 新たに解禁となった銚子口登山道は、入り口から林の中を通る別荘地の私道を抜けると本格的な山道。植生の変化も豊かでカラマツなどの若い木が成長していく様子を確認できる。赤井川登山道と合流する8合目までは2〜3時間程度かかる。

 銚子口登山道を訪れた函館市川原町の男性(64)は「駒ケ岳に登るのは約20年ぶり。新緑を堪能したい」と話した。また、赤井川登山道から馬の背まで上った森町赤井川の羽生秀範さん(64)は「解禁日を楽しみにしていました。馬の背からは函館山のシルエットが見えた。風も緩やかで気持ちが良かった」と話していた。

 登山期間は10月中旬までの午前9時から午後3時まで。入山者の届け出が必要で、事前に大沼国際交流プラザに申し込むか、当日、各登山道入り口でも受け付ける。問い合わせは同プラザTEL0138・67・2170。

提供 - 函館新聞社


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