肌寒いけどクールビズ
update 2011/6/2 10:21
夏の軽装「クールビズ」が1日、函館市内の官公庁や企業などで始まった。この日は市内の最高気温が15・1度と平年を3度ほど下回る肌寒い衣替えとなったが、多くの職員が早速ポロシャツ姿やノーネクタイで仕事に当たった。
市では国や道と歩調を合わせて2005年から実施し、今年で7年目。昨年より18日前倒ししたが、環境省が節電対策の一環で提唱したアロハシャツやTシャツも可の「スーパークールビズ」は、「来庁した市民が違和感を持つのでは」(人事課)と見送られた。
市役所本庁舎には「軽装を励行しています」との掲示紙も貼られたが、初日は肌寒さも残り、ノーネクタイに長袖シャツ派が主流だった。
40代の男性職員は「首元が楽で、自転車通勤に切り替えたい」と快適さを実感。一方、スーツ姿で出勤し「慌ててネクタイを外した」という職員もいた。期間は9月末まで。市では外の気温が28度以上の場合に冷房を付けるが、軽装により30度以上の場合に基準を引き上げる。猛暑だった昨年は7日分の冷房費節約効果があった。
このほか、市内では1日から、函館商工会議所や渡島総合振興局でもクールビスがスタート。振興局では道人事異動の発令日で、肌寒かったこともあり、普段のネクタイに上着姿で仕事をする人も多かった。北斗市役所はもともと冷房はないが、「間接的な節電対策として効率的に仕事をしてもらおう」(総務課)と、今年は5月16日から軽装を実施している。
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