渡島総合開発期成会総会、会長に高谷北斗市長
update 2011/6/1 11:13
渡島管内の首長と議会議長でつくる渡島総合開発期成会(事務局・渡島町村会)の定期総会が31日、函館市大森町のホテル函館ロイヤルで開かれた。任期満了に伴う役員改選では、会長に高谷寿峰副会長(北斗市長)を選任した。任期は2年。
総会には会員と道南選出の国会議員、道議、渡島総合振興局、渡島教育局の関係者ら約45人が出席。高谷会長は「最重要課題である北海道新幹線や道縦貫自動車道の実現に向け、粘り強く要望活動に取り組む」とあいさつ。
各市町から挙げられた重点懸案事項を取りまとめた来年度の主要要望事項を原案通り承認した。新規として松前半島道路の早期整備(木古内〜松前間の早期整備)、一般道道函館空港インター線(新外環状道路・函館IC〜空港ターミナル通間のインター線整備)、垣ノ島遺跡整備事業などを盛り込んだ。
道新幹線については、昨年12月の新青森までの開業を受け、新函館までの早期開業のほか、札幌までの延伸を求めていくことを確認した。
期成会は23日に、道開発局や道庁、JR北海道、鉄道・運輸機構など札幌関係機関へ要望を行う。東日本大震災の影響も見極めながら、後日、国会議員や関係省庁など東京への要望活動もする。
役員改選では、副会長に工藤寿樹函館市長、川代義夫八雲町長(渡島町村会長)、能登谷公函館市議会議長、斉藤勝松前町議会議長(渡島町村議会議長会会長)がそれぞれ決まった。いずれも新任。
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。