台湾チャーター便再開
update 2011/5/25 10:15
東日本大震災後に運航を停止していた台湾からの団体観光客を乗せたチャーター便が24日、約2カ月半ぶりに函館空港に着陸した。降り立った180人の乗客を、函館市内の関係者ら約15人が歓迎した。
団体観光客を乗せたチャーター便は3月11日の到着以来、途絶えていた。この日運航したのは復興航空。台北発の182人乗りの航空機に、複数の旅行会社のツアー客ら180人が乗り込みほぼ満席となった。
午後1時15分ごろに函館空港に着陸。到着出口では函館市や函館商工会議所、函館運輸支局などの職員らが「熱烈歓迎」の横断幕を掲げて出迎え、「ようこそ」の声をかけて観光パンフレットやさきいかなどをプレゼントした。
同社は今後、函館間では6月は11便、7〜9月は各16便を運航することを決めている。同社は台湾からの観光需要が戻りつつあるとし、「道内観光は台湾客にとって魅力的。6月中旬までは8〜9割の搭乗率を確保している」という。
この便を利用した旅行会社、豊年旅行社は、函館市内や大沼、登別、札幌を5日かけて回るツアーを組んだ。ガイドの謝名儀さんは「函館は津波が来たので危ないと思われていたが、今は安心という見方が戻った」と話していた。
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