函館市幹部職人事発表
update 2011/5/25 10:15
函館市は24日、5月25日付の部長・次長級の幹部職人事を発表した。特別職への昇格に伴い財務部長に大竹教雄議会事務局長(56)、企業局交通部長に藤田光福祉部次長(53)、土木部長に杉本勉同次長(56)を充て、経済部に新たに中心市街地等再生担当の参事1級(部長職)を置き、入江洋之経済部次長(53)を起用した。今回の異動は昇格者を含めて24人で、4月1日付の13人を含めると過去10年で最多の異動規模となった。
工藤寿樹市長の就任後初の幹部職人事で、優先政策で掲げる「大門再生」の具現化に向け、経済部内にJR函館駅前・大門地区や、五稜郭地区など中心市街地の振興策を推進する専従ポストを新設。このほか、福祉部次長に下中修子企画部計画調整課長(54)を昇格させるなど女性の登用も拡大した。部長職の平均年齢は56・4歳、次長職は55・2歳。
定年退職に伴い4月以降、空席となっていた市民部長に高橋良弘港湾空港部長(54)が回り、環境部長に小柳辰夫同次長(58)が昇格。高橋氏の後任には妹尾正白市教委生涯学習部長(58)が就く。公立はこだて未来大の事務局長を務める企画部参事1級に鈴木敏博観光コンベンション部長(56)が回り、鈴木氏の後任には布谷朗経済部労働政策室長(56)が昇格する。
行政職から就任した山本真也教育長(56)を支える市教委生涯学習部長には教育畑の長い種田貴司競輪事業部長(53)を充て、種田氏の後任には沢田寛之選管事務局長(58)が回る。このほか、選管事務局長には田中俊弘会計部長(58)、田中氏の後任には未来大事務局長を務める西浜晴二企画部参事1級(57)が就く。議会事務局長は小上一郎同次長(55)が昇格する。
課長から昇格した次長職では、財務部次長に高橋正幸港湾空港振興課長(57)、経済部次長に佐藤友則農林水産部企画調整課長(52)を充てる。記者会見した中林重雄副市長は「行革や財政再建、経済界との関係を重視して企画や総務、経済など経験者もある程度留任させた」と説明した。
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