縄文文化交流センター 名称決定「縄文ロマン南かやべ」に
update 2011/5/24 10:26
函館市南茅部地区に10月にオープンする函館市縄文文化交流センター(臼尻町)に設置される「道の駅」について、市教委が市民から公募していた名称が「縄文ロマン南かやべ」に決まった。国土交通省に登録申請し、承認されれば8月にも正式決定する見通し。
市教委は4月に市民らを対象に名称を公募し、273人から412件の応募があった。今月19日に市や地元関係者らでつくる「道の駅名称選考委員会」(委員長・妹尾正白市教委生涯学習部長)で選考し、地元の同市臼尻町の団体職員、坪井睦美さん(57)が名付け親となった。
市教委によると、地域の特性が分かりやすく、「ロマンという言葉に夢と希望を感じさせる」点が評価された。坪井さんは「まさか選ばれるとは思っていなかったので感無量。縄文という過去のロマンだけでなく、未来にも地域の文化や魅力を発信できれば」と話した。
同センターには南茅部地区で発見された道内唯一の国宝「中空土偶」などを展示し、周辺の遺跡は世界文化遺産の登録も目指している。市教委文化財課は「想定を上回る応募数で、地域住民の期待と関心の高さがうかがえる。全国でも聞いたことがない国宝が見られる道の駅として、多くの人に足を運んでもらいたい」としている。
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