赤、白、黄色 サクラ鮮やか共演…的場中

update 2011/5/21 13:22


 函館的場中学校(藤井壽夫校長)の中庭に植えられているサクラが、見ごろを迎えた。同校では美しい花の様子を見てもらいたいと、一般市民に来校を呼び掛けている。

 すでに開花しているのはウコン(鬱金)、カンザン(関山)、ジョウニオイ(上匂)。なかでもウコンは戦後間もなく植樹したといい、樹齢60年を超える。淡い黄色の艶やかな大輪に、来校者はうっとり。その隣には濃いピンク色のカンザンが並び、紅白の美しいコントラストも見どころのひとつ。また、中庭への出入り口に花を咲かせるジョウニオイは周囲に甘い香りを漂わせている。

 一方、ギョイコウ(御衣黄)は満開まであと少し。小さなつぼみが所々開き始めている。同サクラは植物のなかでも珍しい、緑色の花を咲かせる品種。最盛期には赤みが増してくるといい、日々の変化を楽しめる。

 近隣住人や卒業生を中心に毎年観賞を楽しみにしている人も多く、今年は一般開放開始後、3日間で100人が訪れた。藤井校長は「学校の思い出に黄色いサクラ≠あげる卒業生も多い。美しいサクラを、たくさんの方に見てもらいたい。今年は例年よりも少し開花が遅れている。一番の見ごろは25日前後」と来校を呼び掛けている。

 開放時間は平日の午前10時〜午後2時。問い合わせは電話0138-52-5108(同校)

提供 - 函館新聞社


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