市町会連合会 新会長に奥野氏選出
update 2011/5/21 13:21
函館市町会連合会(市町連)の本年度定期総会が20日、マリエール函館(梁川町2)で開かれ、新会長に深堀町会長の奥野秀雄氏(74)を選任した。同氏は「課題は山積しているが、任務に全力投球したい」と意気込みを語っている。
敦賀敬之前会長(豊川町会長)の辞任に伴い、3月下旬に西部、中央、東央、北部、東部の各地区協議会のメンバーでつくる会長候補者推薦委員会を設置。4月27日に無記名投票を行った結果、新会長に立候補していた奥野氏の推薦が決定。市全域の町会長ら141人が出席した総会で追認された。
奥野氏は町会加入率の減少について「市民に関心を持ってもらえる市町連づくりを進めて歯止めをかけたい」と述べたほか、「東日本大震災の教訓を生かした防災体制構築も魅力的な町会づくりにつながる」と力を込めた。
総会では昨年度の事業報告や収支決算を承認。本年度の事業計画案では、来年度に市町連創立50周年を迎えることから、記念準備会を設置することが報告された。また、震災被災者への義援金として19日現在、147町会から2381万円5799円、市町連としても10万円を寄せたことが紹介された。 質疑応答では、大間原発の安全性についての勉強会開催を要望する声もあり、今後常任理事会で検討するとした。
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。