大韓航空の函館-ソウル便、6月12日まで運休延長

update 2011/5/20 10:22


 大韓航空は19日、東日本大震災の影響で運休している函館―ソウル(仁川)間の定期便の運休期間を、6月12日まで延長することを決めた。福島第一原発事故の現状から利用を見込めないため。これにより6月1日の就航5周年に合わせて、函館市や商工会議所で構成する「函館空港定期航空路線活性化事業実行委員会」が企画していた100人規模の記念ツアーは中止に追い込まれた。

 同路線は週3回(火・木・日曜日)の定期便だが、震災後3月22日から運休している。5月5、8、10日の3日間に限っては一時的に再開したが、原発の状況により韓国側の需要に高まりがみられないことから、運休期間の延長を決めた。ただ、これまでは1カ月単位で延長していたのに比べ今回は短期間。同社函館支店は「早い再開に向けて調整している」とする。

 記念ツアーを企画していた同実行委員会は落胆している。同社との協議の中で6月からは運航再開する前提でツアー商品を組み、広告を出す寸前に運休延長の知らせを受けた。市は「函館からのニーズは高いと思う」とし、今後は市長参加も視野に入れ韓国でのセールス活動を計画するという。

提供 - 函館新聞社


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