慈善コンサート、函館の芸能集結
update 2011/5/16 10:06
歌と踊りで東日本大震災の被災者を支援しようと、「ひまわり東日本大震災チャリティーコンサート 皆の力で!!」(函館ひまわり実行委主催)が15日、函館市民会館大ホールで開かれた。函館の民謡、歌謡、舞踊界で活躍する22の個人・団体(約130人)が集結した大規模イベントで、約1300人の観客を魅了。入場料(当日券含む)全額と会場での募金、協賛金を合わせて約128万円を日本赤十字社を通じ被災地へ届ける。
開演に先立ち、亀田葬儀社の川道一司社長が震災犠牲者の遺体搬送支援を行った様子をまとめたDVDを放映。川道社長は「言葉では言い表せないほどつらい状況だった」と振り返った。全員で黙とうをささげた後、実行委員長の佐々木基晴さん(佐々木基晴連合家元)が「皆さんで心を合わせて復興を後押ししよう」とあいさつ。佐々木委員長が市福祉部の藤田光次長に義援金(目録)を手渡した。
プログラムは、YOSAKOIソーランチーム「夢限舞童(むげんぶどう)」によるエネルギッシュな演舞で幕開け。函館出身の演歌歌手近江亜矢さんや佐々木委員長自らも自慢ののど披露し、会場を盛り上げた。最後は出演者全員で「三百六十五歩のマーチ」を歌い、締めくくった。
会場には函館に身を寄せている被災者のため、招待席100席も設けられた。
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