昨年度の市女性センター利用者増
update 2011/5/16 10:05
函館市女性センター(東川町11)の2010年度の利用者延べ人数が1万5049人となり、2009年度に続き2年連続で増加したことが明らかになった。同センターは「多彩な講座の実施や、センターの利用団体が増えたからでは」と増加の要因を上げている。
同センターは女性の社会における地位向上を図る施設として1972年に誕生。以来、学習・文化教養などの講座開催や自主活動団体の支援など幅広い活動を展開している。
同センターによると、年間利用者延べ人数は08年度が1万1614人、09年度が1万3095人。算定方法を時間帯別延べ利用人数から実利用者人数へと変えた1999年の2万2282人から、利用者数はわずかながら減少傾向を示し、08年度の利用者数は過去最低を記録した。年代別では、50才以上の全体で占める割合が08年度が約72%、09年度が約69%、10年度が約76%といずれも最多となっている。
09年度から同センターの指定管理者を務める市民団体「にっぽん文化楽会」(原田恵理子代表)は「喫茶店の運営や中高年などを対象とした新規講座の開催が利用者増につながったと思う」との見方を示す。
同センターを所有する函館市は「施設内の駐車場スペースが狭いなど、利用者本位で見ると改善の余地がある」と話し、「市民の声に耳を傾けながら改善できるところはしていけたら」とさらなる利用者増を目指している。
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。