日ハム函館最終戦も大勝、最多の2万人超大熱狂
update 2011/5/16 10:04
15日にオーシャンスタジアムで行われた北海道日本ハムファイターズ対オリックスバファローズの試合前、東日本大震災で被災し、福島県南相馬市から家族とともに函館に移った、函館日吉が丘小学校5年の太田聖哉君が始球式を務めた。大役を果たした太田君は「緊張したけど、大切な思い出になった」と喜んでいた。
球場に到着した太田君は、日本ハム球団職員からピッチングフォームを習い、同職員とキャッチボールを行い練習した。グラウンドでは父朋彦さん(37)ら家族も駆け付けた中、斎藤佑樹投手の背番号「18」に「がんばろう福島」と書かれたユニホームを着て、審判とともにマウンド前方に向かった。
投げようとするとスタンドから「聖哉、頑張れ」と声が掛かり、太田君は大きく振りかぶってボールを投げ、スタンドから大きな拍手を受けた。控室に戻り、「応援に来てくれた学校の担任の先生らが声を掛けてくれたと思う。プロの選手はすごく格好良かった。自分の投球は100点満点」と笑顔をはじかせていた。
このほか、花束贈呈は太田君の弟で同小1年の慧吾君、同じく被災のため移住してきた同小3年の吉田一翔君が務めた。
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