駒ケ岳眺め列車の旅満喫 「リゾート大沼号」初運行
update 2011/5/15 14:03
JR北海道がことし初めて企画した、大沼を周遊する「リゾート大沼号」が14日、運行を開始した。出発を前にJR函館駅ホームで1番列車の出発式を行い、テープカットやバンド演奏で盛大に祝った。
同列車は6月26日までの土・日曜日(計14日)に、函館―森間を1往復する。3両編成のすべてが自由席で、途中下車を楽しみながら駒ケ岳を1周できる。車内で地元ガイドが観光案内を行い、車窓からの眺めや周辺の見所を紹介する。
出発式では、同駅の鈴木克彦駅長が「日に日に道南の緑が色濃くなっている。刻々と変化する駒ケ岳の様子を堪能してほしい」とあいさつ。白地に青帯の車両が入線すると、初運行に合わせた客の注目が集まっていた。
鈴木駅長をはじめ、ミスはこだてや森・鹿部の沿線自治体の観光協会代表らがテープカット。列車は車窓からミズバショウが見られる初夏の観光地に向けてゆっくりと走り出した。
この日は家族連れや鉄道愛好者ら約140人が乗車。家族4人で乗った函館市昭和の森岡美樹さん(29)は「大沼には普段自家用車で行くので、たまにはのんびりと列車の旅もいい。公園でお弁当を食べたい」と話していた。
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