「スイーツフェスタ」今年は10月28〜30日に開催

update 2011/5/13 10:25


 函館市内を中心に道南のスイーツを一堂に集めた「はこだてスイーツフェスタ」の本年度第1回実行委員会が12日、はこだてティーエムオー(若松町)で開かれた。昨年に続き2回目の今年は、10月28〜30日の3日間、棒二森屋(同)で開催することを決め、青函連携や限定スイーツの販売など新機軸も打ち出した。

 同フェスは地元スイーツの消費拡大やブランド化を目的に昨年9月3〜5日に初開催し、3日間で約1万5000人が来場。昨年10月の実行委の総括会議で今年の開催も決め、実行委員長には引き続き道菓子工業組合函館支部の若山直支部長(五島軒社長)を選任していた。

 今年は函館地区洋菓子協会の創立50周年を記念して青森県内の洋菓子店を招き、北海道新幹線開業を見据えた青函連携を強化する。参加店も昨年より多い最低でも30店を想定。販売する商品も開催時期の収穫の秋にちなんだ期間限定スイーツの販売などで、さらなる来場者の増加を目指す。

 会合には実行委を構成する市や渡島総合振興局、函館商工会議所をはじめ、道南の各菓子団体の役員ら約20人が出席。参加者からは「イベントはイベントとして『はこだてスイーツ』を今後どう売り込むかが重要」とし、札幌や首都圏へのPRの強化を求める声も上がった。

 若山実行委員長は「震災の影響で函館観光が冷え込む中、函館を核にしたスイーツで盛り上げたい。4年後の新幹線開業に向けて道南の菓子が一体となってさらなる知名度アップを図らなければ」と話した。今後、5月下旬から出店者を募集し、PR活動に乗り出す。

提供 - 函館新聞社


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