函高専学生が制作、「動く観光名所」道南の模型登場
update 2011/5/3 12:59
函館工業高等専門学校(函館高専、岩熊敏夫校長)の学生が制作した函館や道南地区の観光名所をかたどった「動く造形物」が2日、JR函館駅(鈴木克彦駅長)2階に設置された。この日はセレモニーが行われ、新幹線などが動くユニークな模型に、利用者からは「すごい」と驚きの声が上がっていた。
函館駅が地域活性化の一つとして、「観光名所のPRと北海道新幹線がつくる明るい北海道」のテーマで同校に依頼。退職技術者と学生が企業のニーズに応じてものづくりに取り組む同高専独自事業の一環で、8人の学生が制作した。
操作パネルのボタンを押すと在来線や新幹線、市電が発進。同時に、パネルには各観光地の写真と説明が映る。新幹線が青函トンネルを通ると、海面から青や白のLEDの光が輝く仕組みなど、こだわりが詰まった大作だ。
セレモニーでは鈴木駅長が「多くの訪れた人に喜んでもらいたい。地域の活性化につなげたい」とあいさつ。学生代表者の新屋一騎さん(21)は「完成までには数々の苦労があったので、喜びもひとしお。小さいお子さんにも楽しんでもらえれば」と話した。来年3月上旬まで展示される。
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