サクラの花 心に安らぎ 松前祭り開幕
update 2011/4/30 10:51
【松前】「第64回松前さくらまつり」(実行委主催)が29日、開会式とオープンニングセレモニーを行い、開幕した。観光客らは前日に開花が宣言されたソメイヨシノに見入り、春の松前を満喫していた。祭りは15日まで。
松前神社での開会式には関係者約100人が参加。玉ぐしをささげ、祭り期間中の無事故を祈願。テープカットと鏡開きをして祭りの開幕を祝った。
町観光協会の疋田清美会長は「募金や物産販売で東日本大震災の被災地を応援していく。松前でひとときの安らぎを感じてほしい」とあいさつ。前田一男町長も「全国の人が悲しみに包まれているが、サクラの花で心に潤いと癒やしを与えたい」と話した。
また、甲冑(かっちゅう)を身に付けた武者軍団が公園内をパレード。同神社前で大将が開会宣言を読み上げ、来場者に振る舞いもちが配られた。 札幌市からツアーで訪れた工藤慧二さん(65)と妻のみちえさん(63)は「サクラと歴史のある町の雰囲気が見事だった」と笑顔で話していた。ソメイヨシノの見ごろは1日から8日ごろまで。遅咲きのサクラは5月下旬ごろまで楽しめる。
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