函館の魅力 観光客に 案内所開設
update 2011/4/30 10:50
函館観光を楽しんで―。春の大型連休に合わせ、函館市内の五稜郭公園内に29日、「函館市移動観光案内所」が設けられた。一方、湯の川電停前には「市電沿線見どころ案内所」も開設。初日から目当ての名所までのマップや乗車券を求める大勢の観光客でにぎわった。
五稜郭の移動観光案内所は、1997年から毎年5月と8月に設置。今年は設置期間を5月8日までの10日間に倍増し、市職員や観光ボランティア団体のガイドのほか、市主催の「まちあるきガイドセミナー」を修了した市民もボランティアで初参加した。
案内所は公園南西側の一の橋付近にあり、この日は1100人以上が訪れた。5人の常駐スタッフが観光パンフレットや地図を配り、観光客からの「西部地区にはどう行けばいいのか」「塩ラーメンがおいしい店は」などの質問に手際良く応対していた。
一方、湯の川電停前では、市企業局交通部がのぼりを立て、移動式のワゴンを設置。非番の職員が街頭で「おはようございます」「3回乗るなら一日乗車券がお得です」などと笑顔で声を掛け、市電の乗車券を販売したり、沿線の観光名所を案内したりした。
山本真也同交通部長は「昨年より観光客の流れは少ないが、せっかく函館に来ていただいた大切なお客さま。市内観光に便利な市電をを使ってもらい、楽しい旅の思い出をつくってほしい」と話していた。同案内所は5日まで、午前9時〜同10時まで設置される。
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