朝市に市民と活気 応援バス運行

update 2011/4/23 11:19


 東日本大震災で被災した函館朝市に市民を運ぶ「函館朝市応援バス」が22日、初めて運行された。陣川町の陣川あさひ町会(西川孝一会長)の37人が、朝市に久しぶりの活気を運んだ。

 函館バスが貸切バス形式で通常より安価に企画し、市内の各町会に利用を呼び掛けている。朝市側も、函館朝市協同組合連合会に加盟する約100店が、商品購入などでプレゼントや割引を行う特典を用意し歓迎した。

 バスは午前10時に朝市前に到着した。経営者らが法被を着て出迎え、同連合会の井上敏廣理事長は「朝市が非常に苦しい中でこのような企画はありがたい。ゆっくり過ごしてください」と感謝した。

 約3時間の滞在とあり、参加者は早速各店に足を運び、海産物が並ぶ店頭を珍しそうに眺めたり、目当ての商品を探したりした。主婦の宗像真江さん(39)は初めて訪れた一人。友人らと一緒にカニがいっぱいの水槽を見て大喜びし、「こんなに楽しいとは知りませんでした」と話していた。

提供 - 函館新聞社


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