厚沢部、乙部で無投票 今金で現職新人激突…町長選
update 2011/4/20 10:50
統一地方選の最終ラウンドとなる町村長選と町村議選が19日告示され、道南の町長選では厚沢部と乙部で現職以外に届け出がなく、無投票当選が決まった。今金では前回と同じ顔ぶれの現職と新人による一騎打ちとなった。議員選は道南10町で告示。長万部、上ノ国、乙部、奥尻が定数と同じ立候補者で無投票となり、木古内、七飯、森、厚沢部、今金、せたなで選挙戦となった。投開票は函館市長選、函館・北斗市議選と同じ24日。
道南では、厚沢部、乙部、今金の3町で町長選が告示。厚沢部町長選は、現職の渋田正己氏(67)が、無投票で2選を果たした。町長選が無投票となったのは8回目。1999年以来12年ぶりとなった。乙部町長選は、現職の寺島光一郎氏(66)が、道内の現職市町村長では最多となる8選を決めた。寺島氏が再選した87年以降の町長選はいずれも無投票。町村長選挙で7回連続の無投票となったのは全国でも最多の回数となる。
今金町長選は、現職で3選を目指す外崎秀人氏(61)と、新人の元町議・湯浅秀夫氏(70)の2人が立候補。24日の投開票に向けて5日間の舌戦に入った。現職の外崎氏は2期8年にわたり、町政のかじ取り役を担った実績を掲げて、基幹産業の農業や商工業を中心とする支持基盤を背景に3選を目指す。町長選3度目の挑戦となった湯浅氏は、2007年の前回選挙に続き、産業創出などの公約を掲げ外崎氏に挑む。
町議選は道南の10町120議席に合わせて132人が立候補。長万部、上ノ国、乙部、奥尻は定数と同じ立候補者となり、無投票となった。選挙戦となったのは木古内、七飯、森、厚沢部、今金、せたなの計6町。
立候補者は木古内12人(定数10)、七飯19人(同18)、森19人(同16)、厚沢部14人(同12)、今金13人(同12)、せたな15人(同12)。改行 定数は森が6減、せたな4減、木古内が2減。無投票となった長万部と奥尻も各2減となった。
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